おじぎそう (御辞儀草)
学名 |
Mimosa pudica |
日本名 |
オジギソウ |
科名(日本名) |
マメ科 |
日本語別名 |
ネムリグサ |
漢名 |
含羞草(ガンシュウソウ,hánxiūcăo) |
科名(漢名) |
豆(トウ,dou)科 |
漢語別名 |
知羞草(チシュウソウ,zhixiucao)、怕丑草(ハチュウソウ,pachoucao) |
英名 |
Sensitive plant, Mimosa |
辨 |
オジギソウ属(ネムリグサ属・ミモザ属) Mimosa(含羞草屬)には、約480種がある。
オオトゲミモザ M. invisa(巴西含羞草) ブラジル原産。『中国雑草原色図鑑』113
var. inermis(無刺含羞草) 『中国雑草原色図鑑』113 『全國中草藥匯編 上』p.465
オジギソウ M. pudica(含羞草・知羞草・怕羞草;E.Sensitive plant, Mimosa)
『中国雑草原色図鑑』112
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マメ科 LEGUMINOSAE(FABACEAE;豆科)については、マメ科を見よ。 |
訓 |
「葉ニ觸ルレバ忽ニシテ垂レ、小葉ハ相合ス。和名ノおじぎさう及ねむりぐさハ之レニ基ク」(『牧野日本植物図鑑』)。漢名、同。学名の種小名「内気な、慎み深い」も同。 |
属名は、「物真似師」。 |
学名・英名でミモザ Mimosa というものは、このオジギソウだが、日本では、しばしばアカシアの仲間をミモザと呼ぶ。フランス産のフサアカシアを、イギリスでミモザ mimosa と呼ぶことから、日本でアカシア属の植物にまで敷衍したもの。 |
説 |
原産地はブラジル、日本には1842年に渡来したという。
『中国高等植物図鑑』によれば、華東・華南・西南の熱帯地区に自生するという。 |
誌 |
中国では、全草を薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.464-465 |
わがゆけば男のにほひちかよると含羞草(はにかみさう)の葉を閉づるかも
(北原白秋『桐の花』1913)
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