おじぎそう (御辞儀草) 

学名  Mimosa pudica
日本名  オジギソウ
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  ネムリグサ
漢名  含羞草(ガンシュウソウ,hánxiūcăo)
科名(漢名)  豆(トウ,dou)科
  漢語別名  知羞草(チシュウソウ,zhixiucao)、怕丑草(ハチュウソウ,pachoucao)
英名  Sensitive plant, Mimosa
2006/09/07 長瀞町

 オジギソウ属(ネムリグサ属・ミモザ属) Mimosa(含羞草屬)には、約480種がある。

   オオトゲミモザ M. invisa(巴西含羞草)
 ブラジル原産。『中国雑草原色図鑑』113
     var. inermis(無刺含羞草)
 『中国雑草原色図鑑』113 『全國中草藥匯編 上』p.465
   オジギソウ M. pudica(含羞草・知羞草・怕羞草;E.Sensitive plant, Mimosa)
         『中国雑草原色図鑑』112 
   
 マメ科 LEGUMINOSAE(FABACEAE;豆科)については、マメ科を見よ。
 「葉ニ觸ルレバ忽ニシテ垂レ、小葉ハ相合ス。和名ノおじぎさう及ねむりぐさハ之レニ基ク」(『牧野日本植物図鑑』)。漢名、同。学名の種小名「内気な、慎み深い」も同。
 属名は、「物真似師」。
 学名・英名でミモザ Mimosa というものは、このオジギソウだが、日本では、しばしばアカシアの仲間をミモザと呼ぶ。フランス産のフサアカシアを、イギリスでミモザ mimosa と呼ぶことから、日本でアカシア属の植物にまで敷衍したもの。
 原産地はブラジル、日本には1842年に渡来したという。
 『中国高等植物図鑑』によれば、華東・華南・西南の熱帯地区に自生するという。
 中国では、全草を薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.464-465
 
   わがゆけば男のにほひちかよると含羞草
(はにかみさう)の葉を閉づるかも
     
(北原白秋『桐の花』1913)
 


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